リフォームの匠は「風と光」をテーマに新しい長屋の再生へ
と意気込みをみせるが様々な問題が持ち上がり設計変更を余
儀なくされるが・・・。
たった8坪しかない細田家の長屋住宅をいったいどのように大
改造し「風と光」を取り入れるのか?
番組冒頭、現場調査時なにやら昔懐かしいご飯を炊くお釜ら
しいものが無造作に6つも置かれていた。ご飯のオコゲが大
好きだった幼少時代を思い出し思わずご主人の目に・・・。
リフォームの匠はこの思い出のお釜をどこかに使えないかと
考えご家族が集うリビングに亡き母の思い出とともに現在に
甦らせる。
番組ナレーターより屋根の一部に何やら切符で切られたような
場所がある。これはいったい? リフォームの匠の意図は・・。
実はこれたった8坪しかない細田家にあえて中庭を配置し、屋根
形状を片ながれ屋根にすることによりテーマである「風と光」を
取り入れるという発想のようです。
解体時に床下から長年の時を経て掘り起こされた細田家の思い
出の泉水と石臼が見つかり匠はこれらの思い出の品をどこかに
使えないかと考える。
無造作に配置された6つのお釜の横に何やらもぅひとつ同じよ
うな穴が・・・?
実はここに屋根から零れ落ちる雨水が竹製の樋を伝い思い出の泉
水へと雨水が流れるよう考えられたもの。泉水に満ち溢れた雨水
は土間に配置された石臼へと流れる。
床下から何年もの時を経て掘り起こされた思い出の泉水。生花店
を営んでいた細田家にとって大変思い出深い泉水をリフォームの
匠はこのようなアイデアで劇的に甦らせました。
番組ラストでご主人が最初に目にし涙した思い出の泉水のシーン
がとても印象的でした
ENDING STORY 総括
2003年春先から始まった#49「帰れない家」。揉めに揉めた現場内にて工事が完了したのは夏真っ盛りの時期でした。
有限会社 リメイクが番組に施工協力するにあたり、大変貴重な時間を過ごすとともに学ぶことが多い経験でした。この番組に携わった経験を当社のお客様にお伝えしこれからのリフォームに役立たしたいと切に思っております。